銀影競技スペシャルMT

銀影競技スペシャルMT
32.4cmの巨鮎も仕留めたスペシャルシリーズ最強のパワーと粘りに
Aと肩を並べる引き性能と衝撃的感度を備えた未来系パワーロッド
銀影競技スペシャルMT
「曲がりで抜く。曲がりで操る。曲がりで獲る。」
ロッドは曲がってこそパワーを発揮する。誤解が生じやすいから何度でも繰り返すが、硬く張りを持たせさえすれば、パワーが増すわけではない。

そんなロッドは一見強そうに感じるが、階段状の流れはともかく、押しの強い流れでは抜けないのだ。

オトリの操作性も、細糸をカバーするクッション性も、身切れさせずに素早く抜く能力も、想定外の巨鮎の引きをいなす粘りとタメ性能も、全てを備えた上での「真のパワー」とは、ロッドの曲がりが源になる。さらに言えば、曲がって戻ろうとする「反発力」に宿る。ただ、ロッドを曲げるために必要なイメージや技術には個人差がある。

曲げてパワーを発揮するのは瀬釣り用ロッドとして当然。

理想的な瀬釣り用ロッドとは、多くの鮎師が“意のままに曲げられる”かどうか。
     ここに全てがかかっている。
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一見ソフト、実は獰猛。事実、球磨川の32.4cmを流心から引き剥がす。 
■ダイワフィールドテスター・瀬田匡志 瀬田匡志はこのスペシャルMTのプロトを手に2015年シーズンを駆け抜けた。

初夏からシーズン終盤まで、公私とも数多く手にしてきたロッドであったろう。製品にはなっていなかったので活躍の場はなかったが、いずれは大きなトーナメントでも手にすることになるだろう。

圧巻は9月下旬、森岡達也らと挑んだ球磨川でのDVD撮影の出来事。

自己記録にあと1mmと迫る32.4cmを見事にいなして獲った。
曲がるということは、やり取りの調整幅もあるということである。
オトリの引きやすさは、掛かり鮎に対してテンションを一定に保つことにも通じ、負荷が不均一にかからず、掛かり鮎が暴れにくい。

 「とにかく暴れず、すぐに流心から外せたので、今までにない感覚ですごく楽に獲れた」と瀬田も驚いた能力は、ある意味、粘る磯竿で大物を暴れさせずに獲れるのと一緒の原理なのだ。
『ESS』で各節のつながりをよくしているから手元までストンと曲がる。
強いだけでバランスの悪い竿だと太糸、大オモリが必要になるが、スペシャルMTならオモリ2号が必要なポイントでもノーマルでいけるほど。
一見ソフト、その実は“獰猛”。普通の釣りの延長線上で瀬釣りが、さらには大鮎釣りさえもこなせる。それが、生まれ変わったスペシャルMTだ。
銀影競技スペシャルMT 
銀影競技スペシャルMT
豪腕かつ繊細。超高感度とフィネス特性は2つの『SMT』が磨く。
 
アイテム 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径[替穂]
/元径
(mm)
錘負荷
/替穂
(号)
適合水中糸 カーボン
含有率
(%)
メタル ナイロン
90・J 9.00 7 153 235 1.2(1.0)
[0.9(0.85)]
/24.1
0-8/0-4 0.05-0.3 0.15-0.8 99
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